丹葉地方中学校吹奏楽協議会 合同演奏会 講評
- 公開日
- 2018/07/31
- 更新日
- 2018/07/31
校長日記
今日、私(校長)が話した丹葉地方中学校吹奏楽協議会 合同演奏会 講評 を紹介します。
アドリブですので、覚えていることを再現してみます。
今日は14校、850人の演奏を聴かせていただき、ありがとうございました。
今晩は、15年ぶりに火星が日本に近づき、南の空に光り輝きますが、皆さんの今日の演奏は1年で最も光り輝くものです。コンクールの後で肩の力が抜け、3年生の人の中には最後の演奏という思いもあり、実際に半数以上の学校がコンクールより良い演奏になりました。
この演奏会は40年ほど前から始まり、私も30年かかわってきましたが、この30年で今年が最高のレベルだと思います。短い練習時間を有効に活用し頑張った結果です。
せっかくですので、より良い演奏をするために3点述べます。
1点目はフレージング。「おはようございます」をどう表現するか。(中略)頭や途中、最後が欠けたり、棒読みではいけません。Soloのメロディは基本ビブラートで歌います。
2点目は「ジャン、ジャン」。アコード(和音)が力んで濁るのです。音程をコントロールして、ハモらせなければなりません。 1.5秒以上伸ばすときは純正調で出してください。
3点目が、だれが主役か、共通理解をしてください。主役がだれで、そのために、わき役はどうするのかの設計図を書いて、音にしてください。 (中略)
今日で、身を引く3年生の人がいると思います。でも、いつか帰ってきてください。生涯にわたって音楽を大切にしてくれることを願って、本日の講評といたします。
皆さん、お疲れさまでした。