丹葉フィールドワーク −日本街路灯製造−
- 公開日
- 2018/08/09
- 更新日
- 2018/08/09
校長日記
上の写真を見てください。
古知野 愛栄通の看板と街路灯。
下は、久昌寺のお寺の屋根型をした街路灯。
だれが作っているか知っていますか?
丹葉フィールドワークの後半は、こうした街路灯などをオーダーメイドしている日本街路灯製造株式会社 豊明工場 を見学しました。
高速道路などの街路灯は大手のメーカーが大量生産で作りますが、商店街などの多品種少量の製品は、この会社が作っています。
完全オーダーメイドで、設計から、施工、設置までを行います。
何と、大人気の浦安にあるレジャー施設。
あそこにある6000基の照明の1割弱はここで作っています。
もともとはアメリカ製です。
しかし、修理や増設・新設は、この会社がやっているのです。
閉園後にサイズを測り、設計をし、許可を得て作るのですが、それをアメリカ本社がダメ出しをし作り直したこともあったそうです。
銀座の140基の街路灯もすべてここの製品です。
今回は、パソコンでの設計から、鋼管やスチール板の切断・加工、塗装など、全工程を丁寧に説明していただきました。
溶接ロボットは2400万円。
身近な街路灯ですが、ハイテク機械と、人の手によりつくられることを知ると、いっそう愛着がわきます。
ぜひ、お近くの街路灯に注目を!