『不器用っ子が増えている—手と指は[第2の脳]』谷田貝公昭
- 公開日
- 2018/08/09
- 更新日
- 2018/08/09
家庭で育つ
夏休み中には、毎日1冊保護者にお薦めの本を紹介 します。江南・大口・扶桑の図書館にあるものから選んでいます。
今日は、『不器用っ子が増えている—手と指は[第2の脳]』 。
かつて「ナイフで鉛筆が削れない子」が話題になりました。
当たり前です。やらせていないから。
それどころか
「鉛筆を正しく持つことができない」子は7割を超えます。
「箸を正しく持てない」
「マッチをすれない」
今は
「定規を使えない」
「ぞうきんが絞れない」
ざらにいます。
教えていないからです。
本書は、一昨年出版されました。
手先の動きが脳を発達させてきた のです。
手先を使う事をどんどんやらせることで、応用力が身につき、生活技術が向上するのです。
夏休み中に、どんどんやらせてみましょう。
内容説明
箸や鉛筆を使えない子どもが、ますます増えています。「危ないから」とナイフ・包丁・ハサミ等を持たせない親も、増えています。「手」の発達は「脳」の発達にも深く影響することを永年にわたって訴えてきた著者が、《不器用な子》の実態を挙げ、危機にある子どもの生活技術に警鐘を鳴らし、《器用さ復活》の方法を示します。不器用な大人も必読の1 冊。
大口町の図書館でお借りしました。