学校日記

槙の木 再生のために

公開日
2018/10/19
更新日
2018/10/19

校長日記

本校には、戦前から運動場で育っている槙の木があります。

6年生の修了式では、6年間一日も休まず出席した児童に槙の木賞を授与します。
昨年度は4人の児童に槙の木賞を授与しましたが、この賞の名前の由来が、東門前に立つ槙の木です。
まさに、布袋小学校のシンボルツリーなのです。

その槙の木が、ピンチに立っていました。
濃い緑のはずの葉の色が薄くなり、上の方は枯れ、幹も傷んでいました。
地面が固すぎて、根まで酸素が行き渡らないのが原因だそうです。

それを見た樹木医の今枝さんが、何日も前からボランティアで再生に取り組んでくれています。

その方法は・・・

根に酸素を送るために、根を傷めないように掘り、土壌改良材を混ぜた土で埋め戻すのです。
その土壌改良材が、あま市の会社の「木炭ユーキ」

完熟したおからを主原料に、1100度で焼成した炭を混ぜているので、発酵熱やテルペン油が出ないのです。プロの今枝さんが「土壌改良材はこれしかない」と言い切るぐらいの製品です。

木炭ユーキに、槙の木の再生を懸けます!

布袋小学校に来校の際は、槙の木にご注目ください。