卒業式 その3
- 公開日
- 2026/03/19
- 更新日
- 2026/03/19
学校行事
たくさんの来賓の方にお越しいただき、市長さんから温かいご祝辞を賜りました。
◎ 祝 辞
校庭の木々に春の息吹が感じられるこの佳き日に、卒業式をめでたく迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、大きな節目を迎えられました保護者の皆様にも、心よりお慶び申し上げます。
卒業生の皆さんには、小学校生活6年間の中で多くの出会いや経験がありました。
多くの先生方との出会い、友達との出会い、そして学校生活での様々な経験です。
出会いや経験は、これからも繰り返されていきます。
出会いや経験について、2025年のノーベル賞で「金属有機構造体」を開発し、化学賞を受賞された北川(きたがわ)進(すすむ)氏は、子どもたちに伝えたい言葉として、細菌学の父と呼ばれているルイ・パスツールの「幸運は準備された心に宿る」という名言を挙げています。
そして、会見の中で、
「私の流れを見たときに、いい先生に、いい友達に恵まれ、そして学会でのいろいろな付き合いがありました。
それが実は準備された心です。
ある日、突然宝くじが当たるものではない。だから皆さん方、自分の育っていく過程でいろいろな経験をするんですけど、それを何より大切にすることで、将来、花咲く可能性があるということを言いたいです。」
と話しています。
出会いを大切にし、経験を重ねることが、将来の課題に直面した時の解決に役立つのだと思います。
これからの出会いや経験もこれまで同様大切にすることで、皆さんの将来の可能性を広げると思います。
また、北川氏は座右の銘を尋ねられた際、「無用の用」と答えています。
これは、中国の思想家である荘子が残した言葉で、「一見意味のないように感じるものが、実は重要な役割を担っている」という意味をもつ言葉です。
すべての出会いや経験が生かせるわけではないですが、何かを生み出すきっかけになったり、将来の選択肢を広げたりする可能性につながっていきます。
大切なのは、見方を変えれば役に立つという視点をもつことだと思います。
4月からは中学生になります。
不安もあると思いますが、新たな出会いや経験が待っています。
それは自分を成長させるチャンスです。新たな出会いや経験を大切にすると、前向きな言葉や行動が生まれます。
前向きな言葉や行動が生まれると、自分の意識や生き方が変わります。
皆さんはまだ成長の途上であり、無限の可能性を秘めています。
自分一人で考え込むのではなく、出会いや経験を大切にし、成長を続けてください。
最後になりましたが、校長先生を始め、布袋北小学校の教職員の皆様方、地域の皆様方、6年間日々熱心に、そして大切に育ててくださったことに感謝申し上げます。
本日、布袋北小学校を巣立つ卒業生の皆さんのご健康と、これからのご活躍を祈念して、お祝いの言葉といたします。
令和8年3月19日
江南市長 澤田 和延

