お米一粒一粒の ありがたさ 大切さ
- 公開日
- 2025/06/02
- 更新日
- 2025/06/02
校長室より
今日朝のニュースで、「お米を買う行列」のニュースを見ました。
給食中に各学級をまわり、「もし(お米が少なくなったり、高騰して)給食でごはん(米飯)が出せなくなったら、どうする?」と訪ねました。
「毎日パンでいい」「うどんでいい」という答えが返ってきましたが・・・。
昔、給食は、「パンとめん」が主流でした。昭和の学校給食で初めて米飯が導入されたのは、1976年(昭和51年)です。今給食にあたりまえのように出ている「ごはん」は、「あたりまえではなかった」のです。
平成5年に記録的な冷夏と長雨による凶作が原因で、米不足が深刻化しました。その時に「インディカ米」が給食のごはんに出ました。「外国からの米の輸入で、日本の給食の危機を助けてもらった出来事」だと私は思います。
世界が大きく変化している今、お米は、今後どうなるのでしょうか。
そう考えると、改めてお米一粒一粒のありがたさ、大切さを考えながら、食べたいものです。