学校日記

4年生 誇りをもって

公開日
2018/01/16
更新日
2018/01/16

4年

 大池先生が冬休みを利用して、バングラデシュで教育支援のボランティア活動をされました。4年生の教室では、その経験を伝えながら、書写の学習が進められました。バングラデシュのスラム街では、同じぐらいの年頃の子どもは、生きていくために働かなくてはならないので学校に行けないこと、その仕事は衛生環境の整っていないところで大人と同じように働かなくてはならないこと、バングラデシュのスラム街の子どもたちは勉強がしたくてたまらないけどその願いが叶わない境遇であることなどの話です。子どもたちは、自分と比べながら真剣に聴き入っていました。きっと、当たり前に学校に来て勉強できていることに感謝の思いを感じていたのだと思います。
 学校に通えているバングラデシュの子どもたちには、日本の伝統文化である書道を教えられたそうです。バングラデシュの子どもたちが強い関心を示し、大喜びで習字を習い、一生懸命筆で文字を書いたそうです。写真に写ったバングラデシュの子達が初めて書いた習字の文字を見て、「上手い! すごい!」と、歓声が上がりました。素直に感動できる子どもたちの姿をうれしく思いました。大池先生は「、バングラデシュの子が日本の文化の習字を一生懸命書いてくれてうれしいね。皆も、負けないように練習しましょうね。今日は、元気という文字をしっかり清書しましょう。」と話されました。子どもたちはいつも以上に気合いが入ったようです。