昭和16年の春の遠足はどこへ?
- 公開日
- 2019/04/04
- 更新日
- 2019/04/04
学校の歴史
「学校日誌」の話題を続けます。
昨日は、先生方が4月18日(6年生は19日)に予定されている春の遠足の下見を行いました。
それぞれ、弁当を食べる場所やトイレの数、危険個所はないかなどを確認しました。
それでは昭和16年の草井村国民学校の子どもたちの春の遠足はどこへ出かけたのでしょうか?
「学校日誌」の4月24日のページに次のように書かれています。
初一・二年 宮田町本郷裏
初三・四年 浅井村浅井山
初五・六年 楽田村茶臼山
高等科 城東村継鹿尾山
宮田町本郷までは片道約3km。おそらく河川敷まで行ったのでしょう。1,2年生179人が歩きました。
浅井村浅井山とは、一宮市の浅井山公園のことです。
片道約6kmを3,4年生219人が歩きました。
楽田村茶臼山とは、現在の青塚古墳のことでしょうか。
小牧長久手の合戦の際には、茶臼山砦といわれていました。
草井小学校からは7.7km。
195人が参加しました。
高等科は今の中学1,2年生。
継鹿尾山までは、9.4km。
131人が、往復約20kmを歩いたのです。
今の子どもたちは歩くことができるでしょうか?