学校日記

朝礼より 【叱られ方】

公開日
2012/03/05
更新日
2012/03/05

校長メッセージ

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叱られ方についてお話しします。

2週間ぐらい前のことです。いつものように門で立っていたら、班を離れて早く、2年生のA君が登校してきました。当然、注意しなくてはなりませんので
「こら!班で来なくてはいけないぞ!」と言うなら彼は、申し訳なさそうに、にこっと笑って、かめの頭を甲羅(こうら)の中入れるような表情をしました。それを見て、思わず彼の素直さに触れたような気分になりました。彼の成長を感じました。

音楽集会でのことです。6年生の声が小さく、「こら!もっと大きく歌え」と何人かに言ったのですが、その時の対応が非常に良かったです。にこりとわらい申し訳ないという気持ちがこちらに伝わってきました。

注意した方が気持ちよく感じる。それは相手が素直な気持ちを返してくれるからです。
みなさん、今後生きていくうちで指導を何回も受けることがあるでしょう。社会人になっても当然あります。そんな時、 絶対、むっとした顔をせず、本当に申し訳ないという気持ちを顔に出してください。それが、注意した人にイメージを変えるチャンスです。『あれ、この人は違う』と思わすのです。覚えておいてください。

そして大切な事をもう一つ。これは、心が素直な人にしかできないことです。