3月19日(月) 6年生の終業式で
- 公開日
- 2007/03/19
- 更新日
- 2007/03/19
校長メッセージ
6年生の終業式を行いました。
式辞では「感謝」ということについて少し話しました。
みなさんが1年生に入学したとき、平均身長はおよそ113センチでした。現在はおよそ152センチ。1年生に入学したとき、まだリコーダーは吹けませんでした。現在はいろいろな曲が演奏できるようになりました。算数や国語も運動もずいぶんいろんなことができるようになりました。このように目に見えるところでも、目に見えないところでも、大きく成長できたことを嬉しく思います。
ところで、このように成長できたのは誰のおかげだろうか?
※ このように問いかけたところ、6年生の児童は手をあげて次のように答えてくれました。
「お父さんやお母さんのおかげです」
「先生のおかげです」
「給食を作ってくださった人のおかげです」
いろいろお世話になっている人をあげてくれたけれど、もちろんあなたたち自身の努力もあるね。
一生懸命に体を鍛えたり、勉強したり、規則正しい生活を心がけたり・・・。
※ そのあと、給食ひとつとってみても、配膳員さん、牛乳を運ぶ人、牛乳工場の人、牛を飼う人、牛のえさを運ぶ人、八百屋の人・・・・・・・と数え切れないほどの人たちのお世話になっていることを話しました。
みなさんが無事に明日の卒業式を迎えることができる今、ほんとうに多くの人たちのお世話になったことに、気づいてください。
そして「感謝」の気持ちを忘れないようにしてほしいです。
では、「感謝」の気持ちを持ったら、みなさんはどうすべきだろうか?
※ しばらく沈黙の時間が流れましたが、Aくんが手を挙げて次のように言いました。
「宮田中学校にいっても一生懸命に勉強や運動をして頑張ることだと思います」
なるほど、そうですね。中学でも頑張ること。そういう気持ちが大事ですね。
もうひとつ、私の方から伝えたいことがあります。
※ そう言って、「ありがとう」という字を見せました。
感謝の気持ちを伝えるには、ありがとうが一番です。
家の人や先生やいろいろお世話になった人に、ありがとうございましたと言えるといいね。(以下略)
※ いささか押しつけじみた気がしますが、子どもたちには、こういう節目にはやはり、「感謝」ということを知ってほしいと思って話したことでした。
(校長 長瀬好文)