生活費では決してない子ども手当 【子ども手当の歴史より】
- 公開日
- 2012/09/11
- 更新日
- 2012/09/11
校長メッセージ
早川先生をして「おれも子供手当もらって、もう一人育てるか」と言わしめた子ども手当。この歴史について調べてみました。
・1972年 制度発足
当初は支給対象が5歳未満の第3子以降、支給額は月額3,000円だったが、段階的に拡大し、1975年10月以降は支給対象が義務教育終了前の第3子以降、支給額は月額5,000円となる。(え〜第3子以降だけ?)
・1986年 制度改正
支給対象は義務教育就学前の第2子以降、支給額は第2子が月額2,500円、第3子以降が5,000円となる。(安いよ!それも第2子からですね)
•1992年 制度改正
支給対象は3歳未満の第1子から、支給額は第1・2子が月額5,000円、第3子が月額10,000円となる。(2歳まで?3歳からどうするのじゃ)
・2004年 制度改正
支給対象は小学校第3学年の修了前までに拡大。支給額は変更なし。
(まだ3年生まで・・・悲)
・2006年年 制度改正
支給対象は小学校第6学年の修了前までに拡大。支給額は変更なし。
(やったね!ようやく6年生までもらえるようになりました!)
・2007年 制度改正
乳幼児加算にともない3歳未満の児童にかかる手当額について第1子から一律月額10,000円に変更。3歳以降の第1・2子の支給額は引き続き月額5,000円。
・2010年6月 従前制度廃止・子ども手当施行
新たに「子ども手当」での支給が開始。支給対象は中学校修了前までに拡大。支給額は対象となる子ども1人につき月額13,000円に変更。(名称が変わりましたね)
・2011年10月
3歳未満/小学生の第3子以降の支給額が月額15,000円に、3歳から小学生の第1・2子/中学生の支給額が月額10,000円に変更。
ただし、現在子ども手当が支給されている世帯も含め、対象者は全員、市区町村に受給申請が必要となります。(またまた、児童手当となりました!)
今の世の中、子育てに国からお金をいただけるなんて、本当に幸せです。それは、子供を日本中みんなで育てようとする表れでしょうか。将来を考えたなら日本は子供を増やさないと大変なことになると言われます。国も必死です。だから大金をつぎ込むのですね。保護者の皆様が子供の時はなかったのですから、ご両親は大変だったと思います。また、国からいただいた大切なお金です、是非、生活費とは別にしていただきたいです。あくまでも子育てに使ってください。子供にいただいている金ですので、その点をよく理解していただきたいです。また、学校への給食費・学年費も計画的に対応してくださると助かります。