タイヤがいらなくなったので近くのタイヤショップに売ることにしました。高価買い取りという宣伝文句が頼もしく見えます。以前にも持ち込んだことがありますが、安く手放しました。今日はリベンジ（やり返し）のつもりです。

■：「あの〜スタッドレスタイヤですが買い取っていただきたいのですが」
□：「いいですよ」
■：「ホイールは昨年度おろしたばかりですが」（本当は４年ぐらい前）
□：「傷がだいぶ入っていますね」
■：「タイヤの溝もばっちりでしょ」
□：「まー頑張って４千円ですね」
■：「え！ここまで持ってきたんですよ」 （あかん・・・、完全に足下見られている。ここで引き返す客などいないし、持ち帰っても仕方がないことがばれてる）
□：「どう頑張っても４千円ですね」
■：「では喫茶店代ということで４千５百円では・・・」
□：「きついですよ」
（いかん・・・。作戦変更しよう）
■：「あれ、○○さん、名字からして同じ町の方では」
□：「ええ、そうですよ！」
■：「ひよっとしてお父さん知り合いかもしれませんね。」
□：「そうですね〜」
■：「また、次の時も来るかもしれませんし」
□：「じゃ〜、５千円でいきます」
■：（え！５千円。千円も上がった♪）

４千５百円の攻防と腹をくくったのに、なんと５千円と急に上げていただき、この人はすごいと思いました。私は最初１万円くらいかなと思っていただけに、ガッカリくるところがもうかったという気持ちで帰すところがプロだなと感心しました。人に強い、かけひきのテクニック、トーク術などすべてに勉強になりました。あの差額の５百円で。