学校日記

朝礼より 【高校生になるためには、今でしょう】

公開日
2013/03/04
更新日
2013/03/04

校長メッセージ

今日は少しおもしろい話をしましよう。
高校時代の話です。高校1年の時、恵那まで学校からキャンプに出かけました。その日は1日雨で予定された計画は何もできませんでした。友達のA君は何故か昼間から缶を拾っていました。キャンプ場来た時より綺麗にという精神だと思いました。彼はさすが学校では威張っているけど優しいところあるなと感心しました。

深夜、みんなで連れションに出かけました。トイレは遠く、みんなで雨の中出かけました。A君は「俺、大きい方」と言ってさらに「こんな時間は誰も入ってないだろう」と言い大便所の戸を開けました。その時、中に一番生徒指導の怖い先生が踏ん張っていたんです。A君の「逃げろ〜」でみんな逃げましたが、手におしっこかかかったままでした。

さらに、時間が過ぎ、みんなは消灯の時間ですが、何故か我々のテントだけは笑いが絶えませんでした。急にA君は自分のテントの周りに昼間拾ってきた缶を投げています。
『何するのかな?』と思って見ていました。そしたら急に、下のテントに向かって投げるではありませんか。これにはしたのテントはびっくり。それはそうでしょう、天から何かが降ってきた騒ぎになると思います。下のテントにはB君達が寝ていました。B君は「誰じゃ?」と怒ってきました。そしたらA君は「お前達もやられたのか、俺たちもやられた、見てくれ」と自分のテントの周りの空き缶を指さしていました。

しばらくして次は上のテントに向かってまた缶を投げまくり、「お前達もか?俺たちもやられた!見てくれ。多分、Bだ!」とC君達をなだめていました。

さて、みなさん、今、高校の思い出を話しましたが、高校生活はすごく楽しいです。是非みんなに高校生になっていただきたいのですが、すでに、高校生になれるかどうかは小学校で決まっていると思うのです。中学校になってからでは遅いこともあります。ここで3つ高校へ行けるための大切なことをお話しします。

一目は学習です。そして体力です。これらの最低限度のことが身に付いていないと入れないし、付いていけないのです。今のまま聞く態度、発表する態度、そしてサーキット頑張ってください。
二つ目はるルールを守る心をもつこと。小学校で遅刻を繰り返す子。人をなぐったり、首しめたり、蹴ったりする子、万引きする子、学校を何回も休む子。少しす少し、高校への路線から離れていってはいないでしょうか。

三つ目は何かひとつ、普通にできること、自慢にできることをもってください。自分の自信がなくなると人間は下向くばかりです。どんなことでも良いです。人を笑わせることが得意でもいいんです。

みなさんが立派な高校生になることを心より楽しみにしています。