学校日記

おはようございます。【12月13日(土)】無形文化遺産 和紙で卒業証書をつくっている学校があります。

公開日
2014/12/13
更新日
2014/12/13

校長メッセージ

 おはようございます。現在、気温は3度です。大変寒い朝を迎えています。北陸地方では大雪が予想されます。また、日中も寒気が入り込むことで気温が上がりません。最高気温は9度と予想されています。そして、明日までは寒気の流れが続き、この地方にも積雪があるかもしれません。注意していきましょう。

さて、ユネスコの無形文化遺産に登録された和紙を使って、卒業証書をつくっている小中学校の取組を目にしました。これは、岐阜県美濃市で毎年行われている行事だそうです。一人ずつ、竹で編んだすのこを載せた木の枠に、コウゾの繊維を溶かした水をすくっては、慣れない手つきで前後・左右にゆっくり揺すっていきます。そして、すきあげた和紙の中央に校章を印刷をした紙を載せ、さらに別の紙を載せて完成です。
  洋紙が何百年もたつと、ボロボロに朽ちてしまうのに対し、和紙は きれいに現存し、後世に歴史を伝える役目を果たしています。伝統的な和紙の卒業証書を手にする子どもたちはしあわせです。これからも、伝統技法を生かした卒業証書づくりを大切にしてください。
 今日から寒い日が続きます。温かくしてお過ごしください。では、良い一日となりますように。