学校日記

1月7日 3学期始業式

公開日
2008/01/11
更新日
2008/01/11

校長メッセージ

始業式にあたって概略次のような話をしました。

 0 みんなが揃って3学期を迎えられるということは本当のありがたい嬉しいこと。

 1 正月早々,とても素敵な場面に出会うことができた。
  6年生の女の子がジャージ姿で颯爽と走りランニングで体を鍛えていた。
  きっと新しい目標を立てたのだろう。
みなさんもそれぞれの目標に向かってがんばってほしい。

 2 今はこんな時期
 1年の始まりであると共に3学期のスタートの時期。
 山登りに例えれば,7合目を過ぎたあたり。
 あと少し頑張れば見晴らしの良い頂上。
 この時期にこそ,一がんばりが必要。
 伊吹山や富士山も途中まではさほどきつくない。
 だが、もう少しで頂上だというところで,大変急な崖のようなところになる。
 息も苦しくなる。
 一歩一歩を確実に、よいしょよいしょと意識して足を運ばねば。
 でも、それをしばらく続けるとゴールに。
 心から「ヤッター!」という気持ちを味わうことができる。
 次の段階を迎えることができる。
 
4 では,どんな気持ちで3学期を送ればいいのだろうか。
 ① 第1に一人一人がしっかりすること。同時に互いに良い仲まであれということ。
 4年生のみなさんが一人一人絵を描いた連凧。
 つないだタコの一つひとつは、自分でしっかり風を受け高く上がっていく。
 同時に、自分はすぐ隣のタコからも糸を通して力強く引っぱられて、
 そしてまた,自分は反対側のすぐ前のタコを引っぱりあげている。
 つまり自分で風を受け高く上がるだけでなく,
 他から引っ張り上げられ,
 また,他を引っ張り上げている。
 良い仲間というのはこういうこと。

 ② 第2に
  上級生がんばれ
 家でも学校でも,クラブ活動でも会社でもみんなそう。
 先に進んでいる人,上の人がしっかりとお手本になる。
 そうすれば家も会社も学校もよくなる。
 家では大人が,会社では先に入社した人たちが,学校では上級生や先生が,
 きちんと見本を示してゆけば,後に続く者は間違いなく進んで行ける。
 だから,学校では6年生や5年生の責任はとても重い。
 藤里小学校全体が良くなるのか否かは、6年生や5年生にかかっている。
 そう言って間違いない。
 6年生が藤里小学校で過ごすのもあと2ヶ月半ぐらい。
 君たちの持っている最高のものを、下級生にいっぱい見せて卒業していってほしい。
 すぐあとに続く5年生がそれを受け取り,見習って進んでゆく。
 そして4年生,3年生,2年生,1年生と続いてゆく。
 
 最高のものとは何だろうか?   みなさん一人ひとりに考えてほしい。
 あたりまえのことをあたりまえに
 これを着実に行えばいいのではないか。
 あいさつがちゃんとできる、
 授業中に友だちの発言をしっかり聴くことができる、
 縄跳び集会に燃えることができる,
 歌声集会で自分を表現できる。
 こういった毎日の普通のことを,
 あたりまえにできればいいのではないか。

 ③ 毎日元気に学校に通うこと
 少々のことでは休まないで元気に学校に来ること。
 しばらくは寒い日も続く。
 朝、起きるのがつらい日もあるだろう。
 今日は休みたいと思うような日もあるかもしれない。
 でも、そういう気持ちに負けるな。
 がんばるんだ。
 天の神様が試練を与えていると思ってほしい。
それに立ち向かっていくことで、
 心も体も一回り大きく成長できる。

5 では、みんなで力を合わせて、先生たちと一緒に、素晴らしい3学期をつくりあげましょう。