血液型は、ABCではなく、なぜABO?
- 公開日
- 2017/05/26
- 更新日
- 2017/05/26
そのほか
普通A、Bとくれば、次はCだと誰しも思う。ところが、CではなくOとくるのが、血液型である。
なんとも不自然な話だが、この理由については、次のような説がある。
血液型が初めて発見されたときの分類法は、A型、B型、それに0(ゼロ)型[C型という説もある]だった。
そのうちAB型も発見され、1927年に国際連盟の専門委員会でこの4つの血液型を用いることが決議されたのだが、このとき、さまざまな学者が筆記したり、書類に印刷したりしているうちに、0型と書いたつもりが、O型に見えてしまう(C型と書いたつもりが、Cの右側がくっつき、O型に見えてしまう)といった勘違いや手違いが起きた。
かくして、0型(C型)は、いつのまにかO型にされてしまったというわけだ。

