学校日記

ラクダの赤ちゃんにもコブはある?

公開日
2017/05/29
更新日
2017/05/29

そのほか

 ライオンのタテガミや鹿の角のように、動物が大人になるときに、”何か”が生えたり、出てきたりすることがある。これは、砂漠に住むラクダも同じだ。
 ラクダといえば、背中のコブが有名だが、このコブ、赤ちゃんの頃にはない。成長するにしたがってコブが大きくなっていく。
 というのは、ラクダの赤ちゃんはおっぱいをもらう身分で、自分でコブをつくる必要がないからだ。
 ラクダのコブの中身は脂肪で、この脂肪をコブの中に蓄えておくことで、ラクダは過酷な砂漠を旅できる。
 赤ちゃんのラクダの背中を触ってみると、皮膚が少したるんでいる。これは、将来脂肪を蓄える袋で、この袋がしだいに膨らんでコブになる。