恥ずかしいと、顔が赤くなる理由
- 公開日
- 2017/07/16
- 更新日
- 2017/07/16
そのほか
人間の体には、自分の意思で自由になる神経と、そうでない神経の2種類がある。
このうち、自分の意思では制御できない神経を「自律神経」といい、さらに自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類に分けられる。顔色が赤くなったり、青くなったりするのには、この2つの神経が大きく関わっている。
たとえば、人間が「恥ずかしい」と感じたときには、副交感神経が働き始めて、顔の血管が広がり、血液の流量が増加していく。そのため、顔が真っ赤になるのだ。
逆に、怒ったり、恐怖を感じたときは、交感神経の働きで、血管が収縮し、血液の流量が少なくなる。そのため、顔が青ざめていくのだ。

