2025.1.27 江南市民駅伝大会
- 公開日
- 2025/01/27
- 更新日
- 2025/01/27
校長室より
昨日の江南市民駅伝大会には、11年前に布袋中学校に勤めていたとき以来、久しぶりに足を運びました。今年で「第59回」という歴史のある大会です。江南市の中学校で教員として採用されて以来、市内の中学校では20年間、勤めていますが、その間は毎年、自校の生徒が出場していました。まさに、運動部にとっては、「毎年恒例」であり、「出場するものである」行事でした。
すると、各カテゴリーの出場チーム数の変化に驚きました。11年前に比べ、「一般の部」のチーム数がかなり増加し、逆に「中学校男子の部」「女子の部」のチーム数が激減していたのです。
かつては、市内の5つの中学校から、選抜チームや、各部活動で編成したチームで、1校につき、男女の部を合わせて20チーム程度は出場していたと記憶しています。5つの中学校から20チームほど出場するのですから、中学校だけで「中学校男子の部」「女子の部」あわせて100チームほどのチームがエントリーしていました。
また、本日は、「高校男子の部」は1チームしか出場していませんでしたが、当時は、江南高校や滝高校から複数のチームがエントリーし、年によっては尾北高校からもエントリーするなどし、それなりに順位争いがなされていました。
逆に、「一般の部」は、10年前でこそ、二桁を超えるエントリー数でしたが、20年前は二桁前後、30年前は一桁のエントリー数でした。
当時、大会は、10代の中高生のエントリーにより、成立していたと言っても過言ではありませんでした。
ところが、今年、久しぶりに応援に足を運ぶと「一般の部」に70チーム、「高校男子の部」に1チーム、「中学校男子の部」に28チーム、「女子の部」に18チームとなっており、その様子は随分と様変わりしていました。
このことをベテランの先生方と話していると、「変わったよねー」と、同様な声が聞かれました。しかし、「かつて中学生がたくさん参加していたことが大きいのでは」と思いました。「ぬまちゃんず」のように、古知野中・宮田中で毎年県駅伝大会に出場していたメンバーが成人になって結成したチームが参加するなど、「中学生の頃に走ったよ」という人を中心に構成されているチームが一定数いるようです。「当時蒔いた種が、花を開き、実を結びつつある」ということです。そして、「距離の短さ、という参加のしやすさ」に加え、「健康志向」「ファンラン」などの世の中の流れもあり、一般の部が増えているのは、と思うのです。年数はかかりましたが、生涯スポーツとして根付きつつある取組となっているのです。
昨日も「しんどい!」と思いながら、走り終えた古中生がたくさんいたと思いますが、心地よい疲れの表情のように見えました。1年生の皆さんは、来年もぜひ、エントリーするとともに、その他の人も成人してから、一般の部で、友人らと楽しく走ることを目標にするのもよいかもしれませんね^^
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■市制70周年記念第59回江南市民駅伝競走大会|江南市公式ホームページ