土日限定 雑学・豆知識シリーズ22
- 公開日
- 2016/06/18
- 更新日
- 2016/06/18
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【コーヒーのルーツ】
エチオピアほ非常に長い歴史を誇る国で、言い伝えによると、紀元前1000年頃にシバの女王と、イスラエルのソロモン王との間に生まれたメネリク1世が、民族の祖であるという。以来、エチオピア皇帝の歴史は、1974年に最後の皇帝が革命で倒されるまで、3000年近くにわたって続いた。
もう一つ、この国が誇るものにコーヒーがある。エチオピアの南西部にあるカファ州はコーヒー豆の原産地であり、コーヒーという呼び名はこの地名に由来する。この国の経済を支えているのもコーヒーといっていい。
この国がコーヒー栽培に向いているのは、国土の4分の1が標高2000m以上の高原にあるからである。エチオピアの首都アディスアベバの年平均気温が16度と涼しく、ーヒー豆を栽培しやすい。
エチオビァから輸出されるコーヒー豆は、紅海に面する隣国ジブチから、アラビア半島南端の港町モカに運ばれ、アラビア商人によって世界中に広まっていった。