土日限定 雑学・豆知識シリーズ25
- 公開日
- 2016/06/26
- 更新日
- 2016/06/26
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【初夏に赤トンボ】
赤トンボは体色が赤くなるトンボの総称で、一般にはアキアカネという種類。アキアカネは気温20〜25度くらいの範囲で活動し、暑さに弱く、30度を超えると生存が難しくなる。そこで、気温に合わせて大移動を行なう。まず5月末から6月下旬、平地の水田や沼地で羽化する。そこで1週間ほど過ごしてエネルギーを蓄えたあと、標高の高い高原に移動、7月〜8月の盛夏を過ごす。秋になるとふたたぴ平地に降り、11月頃まで繁殖活動を続ける。ここで目にすることが圧倒的に多いので、赤トンボ=秋のイメージになるのだ。しかし、羽化後の若い時期には平地にいるのが当たり前。時には大発生して初夏に大群がみられることもあるという。