土日限定 雑学・豆知識シリーズ30
- 公開日
- 2016/07/16
- 更新日
- 2016/07/16
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【二千円札はどこに?】
最近見かけない、二千円札。
2000(平成12)年7月に発行された当初はけっこう珍重されたが、すぐに「ほかの紙幣と間違えやすい」ということで、まず商売上で嫌われた。コンビニやスーパーでは、その日に入手した二千円札はまとめて金庫に保管し、そのまま銀行へ持っていくケースが多かったという。
「二千円札対応」のATMも、何のことはない、二千円を入金するだけの”二千円札自動回収機”である。つまり、二千円札は市場や個人のサイフから消え、”在庫”として銀行にたまっていく一方なのだ。
日本銀行の広報誌によれば、全国から集まってきた二千円札は、6億枚にも達するという。おかげで、2001(平成13)年以降は、新発行されなくなった。今のところ、消えゆく二千円札に光が当たることはないようだ。