土日限定 雑学・豆知識シリーズ32
- 公開日
- 2016/07/23
- 更新日
- 2016/07/23
お役立ちWEB
【ナイロビのトイレ】
ケニア共和国の首都ナイロビは、赤道直下にあるといっても標高は166Omもあるからとても週ごしやすい。町の中心部には下水道が完備し水洗トイレもある。しかし、サバンナに住んでいるマサイ族やツルカナ族と呼ばれる遊牧民の人たちは、ウシやヤギを飼っていて、ウシの糞を乾かして壁にした家に住んでいるが、家にトイレはない。というよりも、広〜い草原でうんこをしたほうが、他の動物の食料になるし、すぐ乾いて土になってしまうので、トイレはいらない。また、サバンナには、イモやトウモロコシを栽培している人たちもいるが、トイレはやはり草原か畑ですませる。
このようにアフリ力では、近代的な都市と、昔からの目然のままの暮らしが隣り合わせになっている。国連の統計では、ケニアをはじめ、アフリ力の国々は、自然の中でうんこやおしっこをしている人たちが80%以上いるそうだ。