土日限定 雑学・豆知識シリーズ34
- 公開日
- 2016/07/30
- 更新日
- 2016/07/30
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【自動販売機は古代エジプトの発明品】
文明の利器ともいえる自動販売機。そのルーツは、紀元前一世紀の古代エジプトにある。
じつは、古代エジプトの自動販売機は聖水を販売するためのもので、神殿の前に設置されていた。参拝者は、神殿に入る前にコインを自動販売機に入れると蛇口から聖水が出るので、その聖水で顔と手を清めてから神殿の中に入るのが習わしだった。
その仕組みは、自販機の中の小さなシーソーである。一方の先端にはコインを受け止める受け皿があり、反対側には蛇口をふさぐ弁が取り付けられている。つまり、投入口から入れられたコインの重みで、受け皿が下に動くことを利用して、反対側に付いている蛇口の栓を上へ引っ張って開ける仕組みになっていたのである。