土日限定 雑学・豆知識シリーズ42
- 公開日
- 2016/08/27
- 更新日
- 2016/08/27
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【台風の発生】
台風は、熱帯の海で雄大積雲や積乱雲が広い範囲で不規則に分布してできる雲集団から生まれます。ここでは水蒸気が雲粒になるときに、1gにつき約600カロリーの熱を放出しています。この雲集団の中にホットタワー(熱の塔)と呼ばれる巨大な積乱雲の集団ができると、そこに集中的に熱が放出されて空気を暖めるので、特に強い上昇気流が発生し、海面近くでは、そこに向かって遠くの空気が四方八方から吹き込んできます。その気流が地球の自転の影響で、時計の針の回転と反対の方向の渦巻きになります。これが台風の発生です。