土日限定 雑学・豆知識シリーズ76
- 公開日
- 2017/01/07
- 更新日
- 2017/01/07
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【浅草「雷門」】
浅草と聞いてすぐに思い浮かぶのが、赤い提灯のぶら下がった「雷門」。この門から浅草寺まで続く、約300mの参道に仲見世商店街がある。この「雷門」、江戸末期から昭和の中頃まで、幻の存在だったということをご存じだろうか?
初代の門は、941年に願掛けの念願が叶ったお礼に建てられたと伝えられている。以来、何度か火災に遭い、そのたびに建て替えられてきたが、幕末の大火災で焼失、そのまま時代が過ぎ去った。そして1960(昭和35)年、焼失から約100年たったところで再建された。病気快癒のお礼にと、あの松下幸之助さんが寄贈した門が、今の「雷門」なのだ。