チームというベクトル
- 公開日
- 2019/11/05
- 更新日
- 2019/11/05
校長メッセージ
今日は、体育館で朝会が行われました。そこで、次のようなお話をしました。
今週末から、「みすまるの集い」が行われます。各学級で、合唱コンクールや有志発表に向けて、練習に熱が入る時期になりました。合唱コンクールでは、本番の歌声もさることながら、いつも「美しい景色だな」と感じる場面があります。
市民文化会館で昼食を食べ終え、広場に学級全員が集まり輪になって、本番前最後の練習を行っている場面です。はかりしれない緊張感とともに、学級が1つになって「みんなで全力でいこう」という思いが、ひしひしと伝わってきます。目には見えませんが、同じ目的を持った同じ方向の同じ矢印、つまり「学級ベクトル」を感じる瞬間です。
学級には、様々な仲間がいます。当然一人一人の価値観や思いは異なります。しかし、違う思いをもちながら、時にはぶつかり、時には苦しみながらも、みんなで1つの目標に向かい、全力で臨んでいこうという姿は、大きな力となり感動的です。「一人ではできないことをみんなで行っている」姿なのです。
先日の花火清掃ボランティアでの活動を見られた、教育長先生は、次のようなお話をしていただきました。「一人が10個ゴミを拾えば、(参加者が約250名だったので)2500個、一人が100個ゴミを拾えば、25000個のゴミを拾うことになります。チームで取り組む力はとても大きいですね。」
一人の力は小さくとも、みんなで行えば、大きな力になる。これからもチーム北中として力を付けていきましょう。
感動的で、思いでたくさんの「みすまるの集い」を期待しています。