第72回人権週間
- 公開日
- 2020/12/06
- 更新日
- 2020/12/06
全校生徒
法務省の人権擁護機関では,1949年(昭和24年)から毎年,人権デーである12月10日を最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、今年度は、「第72回人権週間」が実施されます。
昭和23年(1948年)12月10日,国連において世界の全ての人々と全ての国々とが達成すべき共通の基準として「世界人権宣言」が採択されました。これを記念して,12月10日は「人権デー」とされ,世界中で人権擁護活動を推進するための行事が行われています。
◇第72回人権週間の実施に当たっての法務大臣メッセージ
12月4日から10日までの1週間,「第72回人権週間」を実施いたします。
今回,コロナ禍における新たな取組の1つとして,人権週間の最終日であり,国連で世界人権宣言が採択された記念の「人権デー」である12月10日に,東京スカイツリーと東京タワーを17色にライトアップします。17のカラーは,「誰一人取り残さない」社会を実現するため,SDGs(Sustainable Development Goals)が掲げた17のゴールを表現したものです。
今年は,新型コロナウイルス感染症に関連して,差別やいじめなど,様々な人権問題が発生しました。また,SNS上での誹謗中傷なども社会問題になりました。
感染対策を意識した「新しい生活様式」を実践する中にあっては,軋轢やストレスが生ずることもあるでしょう。感染に対するおそれもあるでしょう。
しかし,だからといって,誰かの人権が傷付けられてはなりません。感染する可能性は誰にでもあります。感染などを理由に誰かが受けている差別は,自分の身にも降りかかり得るものです。
この機会に,様々な人権問題について,「誰かのことではなく自分のこととして捉え,考えていただきたい」,ライトアップは,このような思いを込めて実施するものです。
一人一人の行動で,全ての人の人権が尊重される社会を実現しましょう。
令和2年11月27日
法務大臣 上川 陽子
北部中学校でも、今一度深く人権を考える1週間にしていきたいです。
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