第3学年修了式
- 公開日
- 2016/03/03
- 更新日
- 2016/03/03
行事
いよいよ明日は卒業式です。本日は、第3学年修了式が行われました。PTA会長様にもご参加いただき、記念品をいただきました。また、卒業生からは、学校へルームプレート等の贈り物をいただきました。
さらに、「みすまる賞」・「みすまる大賞善行賞」・「皆勤賞」の表彰が行われました。小学校から9年間皆勤の生徒も1名いました。すばらしいことですね。
校長先生は、次のようなお話をされました。
明日に卒業式を控え、本日、三年生の皆さんには、この一年間の修了をみとめ、修了証を渡しました。いよいよ、皆さんを送り出す時がやってきました。
明日の卒業式を迎える心構えは、もう十分にできているものと思います。一年で大きく成長する竹も、節があるからこそ、しなやかで力強さをもつことができます。
今まで、北中で過ごした日々の出来事、くやしい思いをしたこと、楽しかったこと、達成感、友達とのきずな、先生や家の方への大きな感謝、それらすべてが皆さんの成長に必要なことでした。そのことを胸に、人生の節目として、明日の卒業式を迎え、次への飛躍につなげてほしいと思います。
人の成長は、正比例のグラフのように単純に右上がりに進んでいくものではありません。時にはほとんど変化のないときもあります。もうすぐ満開の時を迎える桜の蕾は、実は昨年の夏前に既にできているのです。見た目には、それから半年もの間、あまり変化がありません。けれど、来る開花の時にそなえ、じっと力を蓄えていたのです。
これから皆さんの歩む人生は、人それぞれ違います。特に、中学校の卒業はそれを実感させてくれます。これからの人生で、花の時期も形も色も違います。しかし、共通していることは、力を蓄える蕾の時期がなければ、決して花は咲かないということです。夢をもち、自分の可能性を信じて、地道に突き進んで力を蓄えてほしいと願っています。
困難に打ち勝つ心の強さ、周りの人々へ気配りができる心の柔らかさ、当たり前の事を当たり前にできる心の持久力、それらを是非とも北中生の皆さんには身につけてほしいと、毎年願ってきましたが、卒業生の皆さんは、至るところでそれらを実現してくれました。
力を蓄え、ワンランクアップを図る。このことをどうか、卒業後も忘れないでほしいと思います。皆さんの成長に三年間関わることができたことは本当に喜びでした。ありがとう。明日は心温まる卒業式にしましょう。
これからの、みなさんの健康と、笑顔あふれる活躍を願い式辞とします。