学校日記

「もったいない」という言葉 ・・・ 【食育】

公開日
2018/12/06
更新日
2018/12/06

その他

 最近、世界でも注目されるようになった言葉があります。

 「もったいない」(MOTTAINAI)です。えっ・・と思われる方もありますが、この言葉は、私たち日本人の先人たちが大切に使ってきた言葉なのです。

 生活が豊かになるにつれ、私たちのまわりには、ものがあふれてきました。そして、少しずつ、ものを大切にしなくなってきました。安価にものが手に入ることも影響しているのでしょう。

 昔は、傘や靴など、ものが壊れたとき、修理屋さんに持っていき直して使ったものでした。いまや、そんな店を見ることはほとんどなくなりました。残念です。

 食品ロスも同様です。本来は、食べられる物なのに廃棄されている食品が平成25年度推計約632万トンとされています。この数字は、世界で飢餓に苦しむ人たちに向けた食料援助量のほぼ2倍です。なんと、無駄なことをしているのか?

 「米」という漢字。「八十八」という文字から出来上がっています。それぐらい手がかかっていることを含めて、ものができるまでの苦労をきちんと子供達に伝えていくことは、私たち大人の役目です。
 「もったいない」この言葉を大切にしたいです。