気象庁の方の講演を聴きました。「大雨」「雷」なるほど・・・
- 公開日
- 2017/01/25
- 更新日
- 2017/01/25
その他
昨日の午後、日本赤十字社主催の講演会へ行ってきました。講師は、名古屋気象台の防災管理官の方です。
いくつかの点で、なるほどと感じたことがありましたので、みなさんにもご紹介します。
よく、「バケツをひっくり返したような雨」と言いますが、この雨は1時間に30ミリから50ミリだそうです。土砂降りは20ミリから30ミリですのでそれを上回っています。ちなみに、平成10年9月11日の東海豪雨は1時間に97ミリ、平成20年8月28日の岡崎豪雨は1時間に150ミリでした。1時間に100ミリを越える雨を100ミリ大雨」と呼んでいます。危険な状態であることを表しています。
近づく雨については、「高解像度ナウキャスト」のアプリが便利だそうです。
また、雷についての話もありました。積乱雲は上空10km、その寿命は30分から1時間だそうです。金属の保持についての危険度は持っていても、いなくても関係ないそうです。私は、金属は身に付けないようにと教えられましたが・・・
まず、木の下や運動場の中央からはなれること。そして家の中か、車の中に入ることが最も安全だそうです。平成26年の8月6日扶桑町の高校で起きた事故、野球少年が雷にうたれ、なくなったことを思い出しました。大変悲しい事故でした。
雷鳴が聞こえたら、直ちに避難することがとにかく大切です。
最後に、この言葉も印象に残りました。
被災地と未災地、たった一文字のちがいです。どの地にも安全神話はありません。
地域と共に、防災を大切にしたいと思います。