汚れを落とす 〜家庭科の授業から〜
- 公開日
- 2017/03/22
- 更新日
- 2017/03/22
2年生
家庭科の授業で、布についた汚れを落とす実習を行っていました。ネームペン、色ペン、しょうゆ等の汚れを、歯ブラシでたたいて汚れを落とします。ポイントは「たたく」ということです。生徒の皆さんからは「あーゴシゴシしたい」「こすった方がきれいになるんじゃないの?」といった声が上がりました。でも根気よくたたいていると汚れが落ちてきます。布地の痛みも少ないです。だから「やさしくたたく」ことが大切なのです。
自分一人の力で生きる力をつけていくことが「自立」です。いつも食事や洗濯などをお家の方がやってくださっていることを、「あたりまえのこと」としてとらえていると、「自立」は、なかなかできません。私も一人暮らしをした時に、初めて一人で生きていくことの大変さと、家族のあたたかさに気付きました。
学校の授業の実習も、「自立」するための勉強なのです。