■物を大切にすること
- 公開日
- 2014/01/08
- 更新日
- 2014/01/08
校長室から
「持ち物には名前を書いてください!鉛筆も消しゴムもすべてに…」これは子どもたちにも保護者の方にも、繰り返しお願いをしていることです。落とし物があっても、落とし主がなかなか現れません。たくさんたまっていきます。ハンカチ、鉛筆、赤白帽子…たまに名前が書いてあっても、これ君のでしょう?と聞かれて初めてなくしたことに気づく状態です。物を大切にしない様子が感じられます。なくなっても、すぐに買ってもらえると思うからでしょうか。最近も、運動場で高価なジャンバーやゲーム機、水筒、帽子等の忘れ物がありました。学校に遊びに来て、忘れていったのでしょうか。幸い、地域の方に拾っていただき、本人の手元に戻った物もありますが、持ち主がわからない物もあります。名前が書いてあれば…と残念な気持ちです。
物にも命があり、生きた人間の魂がこもっていることが見出せない人は、人間の命や心にも鈍感な人なのではないでしょうか。物を粗末に扱う人は、人の心も命も粗末にするかもしれません。古北の子どもたちには、そういう人間には絶対なってほしくありません。物を大切にする人は、自分を大切にし家族や友達も大切にできる人、草花や動物にも愛情を注げる人です。物を大切にすることを今一度ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。
インフルエンザが数人出てきています。手洗い、うがい等ご留意ください。