学校日記

百聞は一“験”にしかず

公開日
2014/04/09
更新日
2014/04/09

校長室から

「百聞は一見にしかず」という言葉があります。

しかし、私は、この「一見」の「見(けん)」という字を「体験」の「験」に置き換えて、よく使います。

入学式では、保護者の皆様に、以下のような話をさせていただきました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

何事も体験すること、体験してみることが大切です。うれしいこと、チャレンジすること、うまくいったこと、失敗したこと、様々な体験を通して、人は成長していきます。どうか、お子様が自分で考え、自分でとった行動を温かく見守ってください。
もし、うまくいかなかったことがあったとしても、きっとその体験は、次の成功へつながるものになると思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

と。これは、1年生に限らず、どの学年の子供達にも当てはまると思います。
もっというなら、子供達だけでなく、私たち大人にも当てはまるのではないでしょうか。

見るだけ、聞くだけでなく、体験して得られることは計り知れないものがあります。

パナソニック創業者の松下幸之助氏は「百聞百見は一験にしかず」と言い、「塩の辛さ、砂糖の甘さは、舐めてみないと分からない」と説いています。

子供達にチャレンジさせること。
私たち大人が体験して感じたことを子供達に伝えること。

大切にしたい感覚です。