デジタル教科書の活用
- 公開日
- 2014/04/11
- 更新日
- 2014/04/11
校長室から
教科書が「紙」のものから、「デジタル」に変えていこう、動きがあります。
文科省が、デジタル教科書の推進を図っていますが、教科書の開発や環境整備に費用もかかると同時に、教師のデジタル教科書を適切に活用する指導力も求められるため、全国に普及するには、「すぐに」とは、まだいかないように思います。
事実、一つの教科で一学年だけでもデジタル教科書を購入しようとすると、なんと「100,000円」近くかかってしまうのが現状です。よって、本校には、「5・6年生の理科」のみ、「デジタル教科書」があります。しかし、児童にタブレットなどの個別の端末があるわけではないので、双方向にはなっていません。大きなボードに映しての活用となります。
今日は、早速、活用した授業が行われていました。
このシステムを使うと、授業にメリハリが生まれます。
詳しく知りたいところをタッチすれば、大写しになったり、解説が加わったりします。また、内容によっては、動画も見ることができます。
コンテンツの活用というメリットだけではなく、教科書と同じ画面を映すことで(写真)、全員が前を向くことができるので、集中でき、教師も表情を把握しながら授業を展開することができます。
まだまだ、「活用しきる」レベルには達していませんが、子供達の学びが深まるよう、上手に活用できる力量を高めていきたいと思います。