新聞を読むほど・・・
- 公開日
- 2014/04/15
- 更新日
- 2014/04/15
校長室から
「新聞を読む子ほど勉強ができる」。
全国学力学習状況調査の結果を分析したところ、新聞を読む習慣と学力の間に相関関係があることが分かりました。
新聞を「ほぼ毎日」読んでいる児童の方が、「週に1〜3回」「読まない」児童より、国語も算数も、正答率が高い結果となっているのです。
小学生の頃から新聞に触れるようにすると、以下のような効果があると感じています。
●新聞を読むことで、多くの言葉に触れることができる。
最初は分からない言葉も、徐々に慣れ、理解ができるようになる。
辞書引きの習慣が身につけば、さらに語彙力も増す。
●ニュースの内容は分からなくとも、その見出しを見ることで、今起きている社会事象のキーワードを知るようになる。
テレビのニュースとリンクされると、その内容が徐々に理解できる。
●自分の興味のある記事(スポーツ、趣味など)に目がいくようになる。
●読む時間が徐々に長くなっていくと、小さな記事でも見るようになる。
親子で、記事の内容について会話ができれば、コミュニケーションが図れ、互いの考えを伝えることで、思考の幅も広がるでしょう。
最近では、新聞を購読しない家庭が少しずつ増えているようですが、「たかが新聞、されど新聞」のように思います。
「番組欄」と「四コママンガ」から、少しずつ、その幅を広げていきませんか。