マニュアルにはない対応
- 公開日
- 2014/04/23
- 更新日
- 2014/04/23
校長室から
先週末、名古屋・栄に買い物に出かけました。
買い物先のお店では、親しくさせていただいているスタッフと、世間話も含め、近況について話をしました。
その後、購入する商品を決めると、スタッフは、支払いとラッピングのために商品をもって、その場を離れていきました。
ほどなくして、スタッフが戻ってくると、商品とともに、手には「花束」が・・・。
「ご家族のご進学など、“うれしいこと”をいくつかうかがうことができたので、そのことに対して私からもお祝いさせてください」と、そのスタッフ個人の心遣いでした。
マニュアルにはないサプライズな対応に、家族一同、大感激!
「いつの間にそんな手配を!?」と思わせる、さりげなくも鮮やかな対応に感心しきりでした。
「リッツ・カールトン・ホテルに“CS(Customer Satisfaction:顧客満足)”を学べ!」と、企業では、接客やマナー研修などが行われるようですが、教職員には、そういう研修は存在しません。「CS」という言葉も、学校現場には直接的に用いない言葉でしょう。
しかし、本校がめざす「子ども達が通いたくなる、家族が通わせたくなる、そして私たち自身が勤めたくなる学校づくり」をするためには、「学校で、可能な“CS”」は必要であると考えます。また、学校現場はマニュアルにない出来事が数多くあります。とっさの判断でも、児童・家庭・地域が安心できるベストな対応ができる本校スタッフでありたいと思いました。
いい学びを与えてくださった、スタッフの姿勢でした。