本校の教育目標の具体的な行動目標の一つに「言葉で自分の考えを表現し伝え合おう」というものがあります。

授業では、「教師１人×児童１人」の掛け合いになることなく、全員が参加する授業でなければなりません。そのためには、発言者の考えについて、周りの児童がもう一度、自分の考え方と照らし合わせながら思考を深めることが大切です。

写真は、１年生の国語の授業ですが、最前列の児童が、教師に向かって発言するのではなく、後ろを向いて、周りの児童に向かって自分の考えを発表しています。

１年生は、まだ「型作り」の段階で、発表した内容を自分の中で咀嚼することはとてもできていませんが、この型が、学年があがるにつれて、冒頭の「言葉で自分の考えを表現し伝え合う」ことにつながり、意味のあるものになっていきます。

本校で、大切にしたい「学びのルール」の一つです。