学校日記

ホワイトボードの活用

公開日
2014/06/13
更新日
2014/06/13

校長室から

グループで話し合ったことをまとめるのに使うのがホワイトボード。

一昔前は、画用紙とマジックペンを使用していましたが、どうしても「書き間違えてはいけない」「読みづらくてはいけない」と余分なプレッシャーがかかり、ペンもなかなか進みませんでした。また、一度書いてしまうと、その画用紙は使い捨てとなるため、もったいないところもあり、指導者側も使用するのをためらうこともありました。
かと言って、黒板にズラリと並んで書いていては、これまた時間がかかるのと、座っている人が書いている人が気になってしまい、落ち着きません。

それに比べ、ホワイトボードは、「間違えてもすぐ消せる」という安心感から、書き込むスピードは断然速いものがあります。黒板で書かなくても、座ったまま自分の机で書いて、パッと見せるテンポの良い発表もできます。
また、人は、「視覚から得る情報が8割以上」と言われているくらいなので、視覚に訴えることは、有効な方法の一つです。
短時間に互いの考えをまとめ、こうして発表をすれば、視覚と聴覚の両方から情報を入力できる学び合いができます。
そして、消してしまえば、何度も使い回しができます。
さらに、教室だけでなく、体育の授業などでも使うことができます。

こうしたことから、最近では、ホワイトボードを用いた授業を実践することが増えています。

右写真のように、発表時に、みんなに見えるようにと、高く掲げているのが、またいいですね。ホワイトボードを活用する意味が分かっています。