水辺の周辺を好んで暮らす「ハクセキレイ」という鳥が、プールで児童がいるにもかかわらず、飛び込み台にちょこんといました（上写真）。

よくよく調べてみると、プール管理室一角の屋根の下に、それらしい巣を発見。
しかし、地面には、巣は崩れたように小枝が散乱しています。
話を聴くと、朝一番にヒナが一匹死んでいたとか。
辺りをよく見ると、別のところにもう一羽ヒナがいました（下写真）。

どうも、何らかの原因でヒナが巣から落ちたようです。
そんな状況であるため、巣にいたはずのヒナを探して、親鳥が周辺を行ったり来たりしていたのかもしれません。

初夏に卵を産み、ヒナをかえす「ハクセキレイ」ですが、自然界の厳しさを見たように思います。
ヒナは、羽ばたきはしますが、空高く飛ぶことはまだできないようです。
しばらくは、チョンチョンと、跳ねるように移動していることがあるかもしれません。
児童の皆さんは、踏みつけないように、気をつけてくださいね。