夏休みの親子のコミュニケーション作りの一助に
- 公開日
- 2014/07/16
- 更新日
- 2014/07/16
校長室から
間もなく、「夏休み」です。と言っても、お父さん、お母さんには、お仕事の方も多く、子どもだけが家に・・・なんて家庭も少なくないと思います。
学校があるときのように、「子どもの様子はホームページで・・・」というわけにもいかず、日中、何をしているのか分からなくなるのが、長期休業中の心配なところでもあります。
そんなとき、我が家では、子ども達が小学生の間、右のようなExcelで作った手作りワークシートを使って、子どもの一日を把握し、親子のコミュニケーションをとっていました。
「日付」「天気」を書き、「一日の振り返り」を時系列に書きます。何時に起きたか、誰と遊んだか、どんな宿題をしたか、食事はいつしたか、ゲームはどれだけやったか、習い事にはいつ行ったか・・・などなど、その日の流れが分かるように書きます。次に「心の天気予報」を選んだら、簡単に「どんな日だったか」を一日の感想や活動の振り返りとして書きます。このシートを記入したら、子どもは就寝です。
その後、お父さん、お母さんで読んだら、「大好きメッセージ」に、子どもへのメッセージを書いておきます。次の朝、お父さんが早くに出勤しても、メッセージを読めば、子どもはうれしく、その日も一日、何らかのモチベーションをもって過ごすことができます。紙ベースではありますが、コミュニケーションをとる一助になります。
最下段には「今日の新聞記事」欄があり、気になった記事の見出しと、簡単な内容を記入する欄があります。これは、5・6年生くらいが行うといいでしょう。3・4年生なら、一面の「大見出し」だけを書き、1・2年なら「何もなし」でもいいでしょう。時間がある夏休みです。新聞を開く時間を作り、新聞を読む習慣を作れれば、と思います。
我が家では、父親が、よっ○らってメッセージを記入せずに寝てしまった次の朝には「昨日書いてないじゃん」と子ども達に叱られたこともあります(汗)。そんなときは平謝りで、朝に急いで書きました。請求されるうちが大切です(笑)。「請求されなくなる」ことがないよう、朝起きたときに、親の温かなメッセージを読むのが小さな楽しみな一つになるよう、お父さん、お母さんもがんばりたいところです。
右欄にPDF形式でダウンロードできるようにしておきました。
興味のあるご家庭は、夏・冬・春の長期休業中に活用されてはいかがでしょうか。
※以下からもダウンロードできます
■長期休業中一日振り返りワークシート