「あやつるこ」で正しく利用
- 公開日
- 2014/07/25
- 更新日
- 2014/07/25
校長室から
夏休みになり、子どもたちのスマートフォンなどの利用について話題にしたテレビ番組や、教育情報誌が多く見受けられます。
そんな中、目白大学原克彦教授らの研究グループ「情報教育を考える会」では、多くのトラブルや良い使い方等の事例をもとに、新しい機種やサービスが登場したときの判断の基礎となる、不易の内容について整理しているので、紹介いたします。
研究グループでは、それらを指導するためのチェックリストを作成し、スマートフォンなどのメディアを「適切に操作できる子ども」という意味を込めた標語「あやつるこ」を定めています。
以下に、その小学校版を紹介します。スマートフォンなどの利用について、家庭で十分に相談をし、ルール等を考えていただきたいと思います。
以下の全ての項目にチェックが付かないようであれば、メディアは保護者に預けて、使い方を見直してほしいと思います。
◆「あ」あいてのことを考える子
・相手の「気持ち」や「状況」を考えてコミュニケーションできる
◆「や」役に立つ付き方を考える子
・自分の勉強や生活に役に立つ使い方ができる
・だれもが良かったと笑顔になれる使い方ができる
◆「つ」使い方を振り返る子
・利用時間や使い方を振り返ることができる
・誰といつどんな使い方をしているかを保護者や先生に説明できる
◆「る」ルールを考える子
・保護者と一緒に使い方のルールを考え守ることができる
・相手のことを考えて友だち同士でルールを考え守ることができる
◆「こ」困ったときは相談できる子
・困ったときは保護者や先生に相談することができる
・友だちが困っていたら保護者や先生に相談することができる
■ソーシャルメディアガイドライン(PDFでご覧になれます)
http://www.halab.jp/socialmedia/sample/img/guideline_el.pdf
なお、以下のサイトでは、「ニンテンドーDS・3DS」「PlayStation vita」「アンドロイドスマートフォン」「iPod、iPod touch、iPad」の4つのメディアの「ネット安心手順書」がPDFのリーフレットとして、掲載されており、参考になります。
ぜひ、こちらも参考にご覧ください。
■ネット安心手順書
http://www.halab.jp/parcon/