学校日記

終戦記念日

公開日
2014/08/15
更新日
2014/08/15

校長室から

毎年、この時期になると、第二次世界大戦(太平洋戦争)に関わるニュースを、新聞やテレビ等の各メディアで見ることが多くなります。
8月6日・9日の原爆が投下された日、8月15日の終戦記念日などがあり、第2次世界大戦末期の大きな出来事がこの時期にいくつかあったためであることは、大人であれば察することができます。

特に、1945年(昭和20年)8月15日正午には、「玉音放送(ぎょくおんほうそう)」と呼ばれる、天皇の肉声(玉音)を放送した、昭和天皇による、太平洋戦争における日本の降伏を国民に伝えるものがありました。
そこで、この日が、日本にとっては「終戦の日」とされ、各地で戦没者の追悼式などを行っています。
ちょうどこの時期に阪神甲子園球場にて行われている、全国高等学校野球選手権大会でも、今日は、試合途中に1分間の黙祷が行われます。

それほど、日本人にとって、この戦争は風化させてはならないものなのです。
日本が、二度と戦争を起こさない平和な国家であり、そんな世界を作るために貢献できる国家であってほしいと思います。

しかし、今の子ども達にとって、当時を肌で知る人は、「曾祖父」になりつつあり、確実に語り部は少なくなっています。
子供の親に当たる私たちは、戦争の悲惨さ、関わった当事者のつらさなどを可能な範囲で学び、今後も、機会あるごとに、子ども達にそれらについて伝えていけるといいですね。

そんな今日は、学校では半旗を掲げています。