最近の雨には・・・
- 公開日
- 2014/08/17
- 更新日
- 2014/08/17
校長室から
最近の雨には辟易しています。天候が予測しにくく、一日の予定も立てにくいと、嘆いている人が多いと思います。
私自身、昨日・今日の週末は、中学・高校の子どもたちの陸上記録会の送り迎えや応援、スポ少の応援、名古屋への研修をどう組み立てるか考えながら過ごしました。しかし、名古屋の研修は時間が動かないからいいものの、スポ少の大会が中断・中止になったり、陸上記録会は、競技が一時中断する関係で、応援の時間や迎えの時間がずれ込んだり、一日の計画通りに物事が進まず、すっきりしない週末となりました。
陸上記録会やスポ少の大会関係の当時者は、もっと落ち着かなかったことでしょう。
すると、台風が来たわけでもないのに、全国のあちこちで想定外の雨量による川の決壊などのニュースが相次ぎ、胸が痛みました。帰省をしていた人が帰省先で災害に巻き込まれたり、道中で遭遇したりした人もいることでしょう。
というのも、台風11号が上陸した際、兵庫方面の旅行中だったのですが、川の氾濫により、交通規制があり、10kmの道のりを2時間近くかかったところがありました。イライラしたのはもちろんですが、なんとその道中には、まだ煙の燻る火事を消したばかりの家に遭遇しました。「ひょっとしてこの渋滞で消防車の到着が遅れたりしていないだろうか」ということも思いました。だとしたら、まさに二次災害です。イライラはどこかに消えていました。
きっと、ここのところの豪雨による被害が起きた地域には、当事者の数だけ、つらい出来事があったことでしょう。
雨が降らないと困り、降りすぎても困る。なんとも勝手な生き物の人間ですが、そんな予測しにくい状況を作ったのも人間です。なんとも皮肉なことです。
この状況を解決できる科学者などが、古北っ子から誕生しないかな・・・と思ったりするのですが、児童の皆さん、どうですか?
(写真左は、雷の接近により中断された陸上記録会。右は、競技が再開された水たまりの残る競技場)