学校日記

離島甲子園

公開日
2014/08/27
更新日
2014/08/27

校長室から

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https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60377570?tm=20250203120257

夏の風物詩である「高校野球」が幕を閉じたという記事を昨日あげましたが、野球の競技人口は、実に800万人を超えるとも言われています。「紙くずを丸めたもの」と、「棒」があれば、すぐに野球を見立てた遊びを始めたことがある人は、少なくないはずです(笑)。私も小学校の頃、スポーツ少年団に所属していた一人ですが、日本には、本当に野球好きな少年らが数多くいます。

そんな「野球大好き少年」らのために開催されている「離島甲子園」(正式名称:全国離島交流中学生野球大会)というものがあります。高校野球が甲子園球場で行われている時期と同じくして、今年は新潟県の佐渡島で開催されました。北は北海道の礼文島から、南は沖縄県の石垣島まで、全国の離島から23チームが集まって、大会を行うものです。中には、東京から父島へ片道25時間半の週1便の定期船を経て(母島へは、さらにそこから2時間!)、佐渡島に集まったという、小笠原諸島のチームもあります。

その大会提唱者が、マサカリ投法でおなじみの、元プロ野球選手の村田兆治氏と言うのですから、さすがです。
小笠原諸島のように、なかなか、対外試合ができないチームもあるでしょう。しかも、地方大会ではなく、「全国大会」ですから、その喜びも随分大きなものだと思います。
会場に居合わせたわけではありませんが、想像するだけで、選手のワクワク感が伝わってきます。楽しかったことでしょう。

大人が、こうして子ども達に夢を与えることは、大切なことですね。私たちも、古北っ子に夢を与えることができるよう、がんばっていきたいと思います。

■離島甲子園2014
 https://www.city.sado.niigata.jp/z_ot/island_baseball2014/

(※写真は、上記ホームページから引用したものです)