学校日記

交差点にはなぜゴミが

公開日
2014/08/30
更新日
2014/08/30

校長室から

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今日は、涼しくなった夕方にランニング。
すると、途中、とある交差点で、スーパーの袋を持って、黙々とゴミ拾いをしている20代くらいの男性がいました。
私が赤信号で止まっている間、私の存在を気にすることなく、素手でタバコの吸い殻を拾い続けています。袋の中には、その他にも、コンビニ弁当の容器のようなものも入っていました。
周りに民家は多くありません。近くの住民なのかどうかも分かりませんが、その姿に、ただただ感心するばかりでした。

しかし、よくよく考えてみると、交差点には、残念ながら多くのゴミが捨てられています。なぜ、交差点には、こうしてゴミがたくさん落ちているのでしょう。日本には、サッカー・ワールドカップで率先してゴミ拾いをしていた国民であるにも関わらず、こうした残念な一面もあります。

ひどい瞬間を見たことがあります。車を運転していて、赤信号の交差点で止まっていると、前の車の運転席から、スーパーの袋に入ったゴミを丸ごと捨てる人がいました。その袋を拾い上げて、そのドライバーに何かを言ってやりたいくらいでしたが、青信号に代わると、何事もなかったかのように車は走っていきました。
小さな子供がそんなシーンを見たら、どう思うのだろう、と思いました。

多くの交差点には、残念ながら吸い殻がたくさん落ちていることがあります。子供が乗っている車から、大人が「ポイッ」と吸い殻を捨てるようなことがあってはなりません。

大人が、「率先垂範(そっせんすいはん)」(意味:人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと)の精神で、子供の範となり、住みやすい未来にすることができれば、と思いながら、走り続けた今夕でした。