2014.9.9 ありがとう!錦織圭選手
- 公開日
- 2014/09/09
- 更新日
- 2014/09/09
校長室から
日本人として、初めてテニス・グランドスラムの大会(※シングル)の決勝戦に出場した、錦織圭選手。
優勝を期待し、6時から、ネットのライブ中継を見ながら応援していました。
試合は、健闘するも、惜しくも敗れてしまいました。
しかし、多くの人がここまでの活躍に感動し、エネルギーをもらったことでしょう。
そんな錦織選手が書いた、小学校の卒業文集の作文が注目されています。
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ぼくの夢 錦織圭
この六年間で一番思い出に残ったことはテニスで日本一になったことです。練習で一生懸命やった結果が出たと思います。
全国選抜や全国小学生大会、全日本ジュニアの三つの試合で優勝しました。
一試合一試合を「絶対勝つぞ」と思ってやりました。そして「優勝」までいけた時は、すごくうれしかったです。
ぼくはテニスのラリーが長く激しく続くところが好きです。いろいろなコースに打ちわけ、深く打ったり短く打ったりします。チャンスボールがきた時、強いボールを打つのが好きです。決まった時はすごく気持ちがいいです。このショットがいつも打てるように練習していきたいです。
試合に出ることで友達が増えました。友達が増えたおかげでいろいろな話をしたりいっしょに練習したりできます。それもテニスが好きな一つです。
これからはだれにも負けないように、苦しい練習も絶対あきらめずに全力でとりくんでいこうと思います。
夢は世界チャンピオンになることです。夢に向かって一歩一歩がんばっていきます。
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野球ではイチロー選手、サッカーでは本田圭佑選手、ゴルフでは石川遼選手など、卒業文集で書いたことを「有言実行」している人が何人もいますが、並大抵のことではないはずです。本当に強いその精神力に感心するばかりです。
そして、特に、この錦織選手の作文からは、本当にテニスが大好きであることが伝わってきます。
そんな強い生き方の全てを真似することはできないかもしれませんが、「つらいな」「がんばらなきゃ」と思ったときに、ふと、がんばる錦織選手の姿を思い出すと、「もう少しがんばろう!」と思えるような気がします。
大きなエネルギーをくれた錦織選手には「ありがとう!」と言いたいです。
そして、錦織選手の夢である「世界チャンピオン」は、次の全豪オープンで達成することを期待し、引き続き、応援していきたいものです。きっと、また「一歩一歩がんばっていく」のだと思います。
そして、次は「おめでとう!」と言いたいですね。