学校日記

2014.9.20 山の絵画展

公開日
2014/09/20
更新日
2014/09/20

校長室から

本校校区に住んでみえる、元教員の栗木基晴先生が描かれた油彩画の個展に行きました。
校長先生を最後に退職され、その4年後、今から12年前に、病気のために、右半身が不自由になり、今は車いすで生活をされてみえます。

驚くのは、利き手ではない左手で数多くの絵を描かれているということ。展示されている作品は、過去におとずれた山々や、静物画などを描いた新作の47点。
ちょうど、ギャラリーにみえた栗木先生に伺うと、1ヶ月に4点ほどを平行して描き、キャンバスに1日2〜4時間向かわれているということ。その力強さにただ敬服するばかりです。
三保の松原から望む「富士山」の絵を鑑賞していると、「富士山は難しい。富士山がしっかり描けたら、プロだよ」と言われ、芸術家ならではの、印象に残るひとことでした。

絵は季節感にあふれ、見ていると、心が和むものばかりです。

絵画展は、江南駅前の「ギャラリーみわ」にて、明日(〜17:00)まで、見ることができます。古北っ子のみなさんも、時間があったら、鑑賞に行かれてはいかがでしょうか。

(※栗木先生の個展に関する記事が、9月12日付の「尾北ホームニュース」に掲載されています)