学校日記

2014.9.29 決めたことを継続する

公開日
2014/09/29
更新日
2014/09/29

校長室から

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https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60395651?tm=20250203120257

「みやざき中央新聞」という、週刊の新聞を定期購読しています。
文字通り「宮崎県」に会社があり、週に一度、郵便で届きます。
この新聞は、各種講演会を取材し、感動した話、心温まった話、ためになった話など、1号につき5人程になりますが、講師の許可を得て、その内容を掲載している新聞です。

少し前ですが、9月15日号に、二人の講師の講演内容に、同じような言葉が使われていたので、紹介したいと思います。

一人は、プロ野球オリックスブルーウェイブ時代に、イチロー選手のチームメイトだった、奥村幸治氏。奥村氏は、引退後、ヤンキースで活躍している、田中将大選手が所属していたクラブチームの監督もしてみえました。
その奥村氏が、イチロー選手を引き合いにし、「彼は、継続できる天才。やろうと決めたことはずっとやる。自分の心をコントロールして、毎日コツコツ努力を続けているから、超一流と呼ばれる。」と述べています。

もう一人は、元中学校体育科教師の原田隆史氏。荒れた中学校を立て直し、全国中学校陸上大会で数々の素晴らしい成績を収めるなどしながら、途中で教師を退職し、現在は人材育成会社を設立している人です。
その原田氏が、「目標達成のためにやるべきことを決めたら、正月だろうが、インフルエンザだろうが、決めたことをやり切る。いつでも、どんなときでもやり切ろうとする自立型人間こそが達成や成功を掴む」と述べています。

二人とも「継続」「やり切る」という「続けることの大切さ」を説いています。
奥村氏の講演を前任校で直接拝聴したことがありますが、その講演でも、同じことを言ってみえました。(参照:http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2320017&type=1&column_id=463045&category_id=4212&date=20131031)

「継続こそ力なり」とは、使い古された言葉ですが、第一線で活躍している人ほど、そのシンプルな考えを大切にしています。といっても、考えはシンプルでも、実践はなかなか大変なものです。それだけに、やり切った時に、光が見えてくるのでしょう。

古北っ子も心がけられたら・・・。イチロー選手みたいになれるかもしれませんね。