学校日記

2014.10.10 目の愛護デー

公開日
2014/10/10
更新日
2014/10/10

校長室から

10月10日は「目の愛護デー」です。これは、「1010」を横にすると、人の顔の「目と眉」に見えるからだそうです。 また、10月にはもう一つ、目の記念日があります。それは10月01日の「眼鏡の日」です。 こちらは、「1」を「眼鏡のつる」、「0」を「レンズ」とみなすと眼鏡の形(−○○−)に見えるからだそうです。
これらを合わせて、10月1日〜10月10日は「目と眼鏡の旬間」とも呼ばれています。

ところで、目を悪くしないためには、「近くでものを見続けない」「暗いところでディスプレイ(テレビ、PC、スマホ)を見ない」などがあります。
「視力が落ちる」というのは、「目に大きな負担をかける」ことにより生じます。上記のような状況は、目の筋肉を緊張させて酷使させることになり、それが視力低下につながっていきます。
例えば、手もとの文字や、小さな画面の携帯型ゲーム機ばかりを見続けていると、目にまつわる筋肉が硬直し、ストレスをためます。また、部屋を暗くしてテレビ見ていると、部屋は暗いのにテレビは明るいので、目の筋肉はどちらを優先して調節したらいい混乱し、同様に、筋肉がストレスをためます。

よって、このような状況とは逆の「遠くを見る」ことは「目に良い」こととなります。目の筋肉が弛緩し、リラックス状態となります。近くのものや小さなものなどを見続け、酷使しないことが大切です。

ところで、視力低下を防ぐには、「環境」に気をつけることもそうですが、「体の中」から維持・改善できるよう、食材にも気をつけると良いようです。

★ビタミンA:目の粘膜を強くする
 にんじん、ほうれん草、かぼちゃ
★ビタミンBの仲間:目の神経の働きを助け、視力の低下を防ぐ
 ビタミンB1 鶏肉、サバ、玄米、レンコン、
 ビタミンB2 納豆、レバー、たまご、のり
★ビタミンC:目の健康を保つ
 柿、小松菜、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいも、大根

などです。古北っ子の中に、上記の食材が嫌い!という人はいませんか・・・?
文部科学省の学校保険統計調査によると、年々、こどもの視力が悪くなっているというデータが出ています。目の使い方に気をつけ、目に栄養を与えられる食事を心がけられるといいですね。